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いちご、倉庫活用し「ポートマーケット」来春開業へ

2021年10月25日 (月)

(出所:いちご)

拠点・施設不動産活用ビジネスのいちごは22日、持続可能な都市インフラ施設として「いちご横須賀ポートマーケット」(仮称)を神奈川県横須賀市で2022年5月に開業する計画を発表した。「かながわフードエクスペリエンス」をコンセプトとした施設を創出する。ことし11月に開催する募集説明会で事業コンセプトや募集条件などを説明し、出展者を募る。

神奈川県横須賀新港に1987年に建設された冷蔵倉庫を活用し、2013年に横須賀市の地産地消推進事業の一環として「よこすかポートマーケット」がオープン。この施設をさらに発展させ、神奈川県を代表する観光集客の核となる施設とすべく、横須賀市の全額出資団体であるシティサポートよこすかが、PPP(パブリック・プライベート・パートナーシップ)として運営事業者選定に向けた公募を実施。現存建物を有効活用するとともに、地域との連携による街のにぎわい創出を提案したいちごを代表者とするコンソーシアムが優先交渉権者として選定された。

いちごは、施設のリニューアルオープンに向けて改装工事を実施しており、この度、出店者を募集する。かつての倉庫の有効活用によるビジネス展開の事例として注目を集めそうだ。