拠点・施設三和建設(大阪市淀川区)は28日、関西の2物件で計3棟の危険物倉庫が完成したと発表した。物流ニーズの多様化に伴い高まっている危険物倉庫の需要に対応する。
需要に対して供給が追いついていない状況が続いていることから、三和建設は今後も、危険物など特殊倉庫のさらなる整備を検討していく方針だ。
このたび建築工事を完了したのは、「ロジポート尼崎」(兵庫県尼崎市)の危険物倉庫2棟と、「手原産業倉庫大正センター危険物倉庫」(大阪市大正区)1棟。いずれも9月30日に完工し、引き渡しが完了した。
三和建設は、10月13日から3日間開催された「国際物流総合展2021 第2回 INNOVATION EXPO」に参加。危険物倉庫について全国の企業から相談を受け、需要の高さを再認識したという。