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ヤマトDMとランドスケイプ、DM効果アップで連携

2021年11月16日 (火)

(出所:ヤマトダイアログ&メディア)

サービス・商品ヤマトホールディングスは16日、ドイツポストDHLとの合弁会社「ヤマトダイアログ&メディア」(東京都中央区)がランドスケイプ(新宿区)と連携し、新規法人顧客の開拓に役立つダイレクトメール(DM)サービス「Rating(レーティング)2.0×トリガーダイアログ」の販売を同日から開始する、と発表した。

パーソナライズ化によって手元に長く残るなど視認効果を高めることができるDMサービスとして提供し、利用企業の「不必要な発送」削減を支援する。

新規法人顧客の開拓にはリードタイムが短いDMなどプッシュ型による施策が有力な手段とされているが「誰に、何を、どのように訴求するか」を精緻に設計しなければコストや時間がかかり、結果的に非効率になってしまうケースがある。

また、コロナ禍で対面営業を控える企業も多く、電子メールに対して印刷物として手元に残るDMの優位性が改めて評価されている。

ヤマトダイアログ&メディアは2019年にパーソナライズドDMサービス「トリガーダイアログ」の販売を開始したが、これにランドスケイプの法人見込み度AIスコアリングエンジンを連携することで、AIを活用して短期間で潜在顧客の抽出、対象企業の業種業態や規模などの特性に合わせたDM発送を実現、ターゲット法人顧客への効果的なアプローチ手段として提供することにした。

導入企業は、自社が保有する顧客リストや取引データをレーティング2.0に登録することで、ランドスケイプが保有している企業属性のデータベース(業種、売上規模、ツール導入状況、建物・部署属性など)や、自社WEBサイトへアクセスしてきた頻度や閲覧傾向などを活用し、見込み企業をAIで抽出。

このデータの分析で得られた見込み企業データから、すでに自社内に登録がある見込み企業や競合企業を除外し、潜在する新規顧客ターゲットを絞り込んだうえで、トリガーダイアログで顧客の業種、売上規模の特徴に応じた内容や画像を配置したDMを印刷し、発送する。

「Rating2.0×トリガーダイアログ」の特徴(出所:ヤマトホールディングス)