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12月以降の国際航空貨物燃油サーチャージ引上げ

2021年11月22日 (月)

(出所:NCA)

ロジスティクス日本貨物航空(NCA)は19日、12月1日以降の日本発国際航空貨物燃油サーチャージ適用額を発表した。燃油価格高騰を受けて、サーチャージ額を引き上げる。

燃油指標価格に用いている、ことし10月の平均燃油価格が1バレルあたり92.99ドルに達したことを受け、スキームに基づき改定する。

1キログラムあたりの改定サーチャージ額は、TC1(主に北米・中南米)宛86円(現行は65円)▽TC2(欧州・アフリカ・中近東)宛86円(同65円)▽TC3遠距離(東南アジア)宛73円(同55円)▽TC3近距離(東アジア)宛61円(同46円)――。

原油価格の高騰が続くなかで、運輸業界でもコスト負担リスクへの対応に踏み切る動きが広がってきた。輸送運賃への影響も避けられないとの見方も強く、今後の推移が注目される。