調査・データ日本貨物航空(NCA)は22日、4月1日以降の日本発国際航空貨物燃油サーチャージ適用額を発表した。燃油価格の高騰を受けて、サーチャージ額を10円から14円引き上げる。
1キログラムあたりの改定サーチャージ額は、TC1(主に北米・中南米)宛107円(現行は93円)▽TC2(欧州・アフリカ・中近東)宛107円(同93円)▽TC3遠距離(東南アジア)宛91円(同79円)▽TC3近距離(東アジア)宛76円(同66円)。
原油価格の先行き不透明感が広がり、運輸業界でもコスト負担リスクへの対応に踏み切る動きが強まっている。輸送運賃への影響も避けられないとの見方も強く、今後の推移が注目される。