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日本貨物航空、11月以降の燃油サーチャージ値上げ

2021年10月21日 (木)

ロジスティクス日本貨物航空(NCA)は21日、11月1日以降の日本発国際航空貨物燃油サーチャージ適用額を発表した。

燃油指標価格に用いている、ことし9月の平均燃油価格が1バレルあたり79.78ドルとなったことを受け、スキームに基づき改定する。

1キログラムあたりの改定サーチャージ額は、TC1(主に北米・中南米)宛65円(現行は58円)▽TC2(欧州・アフリカ・中近東)宛65円(同58円)▽TC3遠距離(東南アジア)宛55円(同49円)▽TC3近距離(東アジア)宛46円(同41円)。

止まらない原油価格の高騰に対して、運輸業界でもコスト負担リスクへの対応に踏み切る動きが広がってきた。輸送運賃への影響も避けられないとの見方も強く、今後の推移が注目される。