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コープみらい、未使用食品の寄贈ボックス増設へ

2021年11月24日 (水)

▲店舗内に設置された食品寄贈ボックス(出所:コープみらい)

フード生活協同組合コープみらい(さいたま市南区)は22日、家庭で保管されたままの食品を寄贈する専用ボックスを埼玉県内9店舗に設置したと発表した。食品ロスの削減と生活困窮者の支援拡充を目指す。

このたび新設した店舗は、コープ大宮中川店(さいたま市見沼区)▽コープ上木崎店(さいたま市浦和区)▽コープ南浦和店(さいたま市南区▽コープ高階店(埼玉県川越市)▽コープ二ツ宮店(埼玉県上尾市)▽コープ今泉店(同)▽コープ桶川店(埼玉県桶川市)▽コープみずほ台店(埼玉県富士見市)コープ早稲田店(埼玉県三郷市)――。

コープみらいによる専用ボックスの設置は、既に埼玉県内で常設している13店舗と埼玉県内8か所の組合員施設「コーププラザ」を合わせて計30か所となる。

コープみらいは、穀類(米・麺類・小麦粉など)▽保存食品(缶詰・瓶詰など)▽乾物(のり・豆など)▽調味料▽食用油▽インスタント食品▽レトルト食品▽飲料(ジュース・コーヒー・茶など)▽ギフトパック(歳暮・中元など)――などの食品を、生活困窮者などに無償で提供する「フードドライブ」活動を展開。専用の食品寄贈ボックスを店頭に設置し、利用者に使わない食品の提供を呼びかけている。

寄贈された食品は、コープみらいが連携する「フードバンク埼玉」「フードバンクネット西埼玉」「フードバンクいるま」「志木市基幹福祉相談センター」「北本市社会福祉協議会」「上尾市社会福祉協議会」「桶川市社会福祉協議会」の協力を得て、生活困窮者へ無償で提供する。

新型コロナウイルス感染拡大の影響により生活困窮者は増加しており、貧困問題の視点から地域でフードバンク事業を担う団体も増えている。コープみらいは、今後も積極的にフードバンクに協力しながら食品ロスの削減と生活困窮者の支援を進める。