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ZAICO、納品書撮影で入庫処理できる機能を提供

2021年12月3日 (金)

サービス・商品在庫管理アプリ「クラウド在庫管理ソフトZAICO」を運営するZAICO(山形県米沢市)は2日、帳票スキャン機能のベータ版の提供を開始したと発表した。帳票スキャンは納品書などをスマートフォンのカメラで読み取りデジタル画像データに変換。帳票上の文字情報を認識することで入庫処理を可能とした。物流業務における帳票管理の効率化を推進する取り組みとして注目を集めそうだ。

帳票スキャンを使うことで、パソコンへの在庫データの手打ち入力による入庫処理や、後回しにされた納品書処理による実在庫と台帳の差異発生を避けられるなど、作業時間の短縮や効率化を大幅に図ることができるほか、在庫精度そのものを高められるのが特徴だ。

また、現場の誰もが納品書の写真をスマホで撮るだけで簡単に入庫処理ができるため、常にアップデートされた在庫データへのアクセスが可能となるなど、入庫処理のDX(デジタルトランスフォーメーション)化を実現する。

(出所:ZAICO)

在庫管理業務のなかでも、物品が届いた後の入庫処理や納品書処理は、いまだにアナログな方法で実施されている現場が多いのが現状だ。入庫・納品処理に時間がかかることにより、作業効率や生産性が低下するだけでなくリアルタイムで在庫データがアップデートされないため、現場や営業スタッフは最新の実在庫の数量を把握できない課題があった。

ZAICOの帳票スキャンは、物品が届いたその場でスマホで納品書を撮影してなぞるだけで、入庫処理まで完了することができ、スキャンされた情報はクラウド上で即座に在庫データに反映されることで、常に最新の在庫数量に誰もがアクセスすることができる。

■帳票スキャン機能の紹介動画