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中国新年きょう開始、主要港の状況確認

2026年2月17日 (火)

国際2月17日から中国新年(Lunar New Year / 午年)の公式連休が始まった。期間は23日まで。毎年のことではあるが、中国発の物流が止まるこの時期、ことしのスケジュールと主要港の状況を整理しておく。(編集長・赤澤裕介)

ことしのスケジュールと復旧の目安

公式休暇は2月17日-23日の7日間。ただし例年通り、実際の影響はこの前後に広がっている。APモラー・マースク(デンマーク)やSEKOロジスティクス(米国)など物流各社のガイドをまとめると、ことしも以下のスケジュールで進んでいる。

・1月下旬-2月中旬…生産減速
駆け込み出荷が集中し、コンテナの取り合いが発生

・2月10日頃-25日頃…完全停止
工場閉鎖、内陸トラックほぼ停止、港湾作業も縮小

・2月24日-3月上旬…部分復旧
操業再開も人手が戻りきらず、稼働率20-40%程度

・3月中旬以降…正常化
フル稼働に復帰、滞留分の消化が進む

駆け込み出荷のピークはすでに過ぎており、いまは完全停止期にあたる。工場は新規注文を受け付けておらず、上海、深セン、寧波など主要港では積み残しやコンテナ不足が出ている。船会社による欠航(ブランクセーリング)も例年通り発生している。

復旧は来週から徐々に始まるが、労働者の帰還が遅れるため最初の1週間は低稼働が続く。通関処理の滞留も含め、物流が完全に平常に戻るのは3月半ば頃になる見通しだ。運賃は1月のピークからやや軟化している。ただし復旧後に出荷が集中すれば再び上がる可能性がある。

中国依存度の高い電子部品、自動車部品、衣料品、EC(電子商取引)向け商材などは、例年この時期に入荷が遅れる。ことしも同様の状況だ。すでに前倒し発注で手当て済みの企業も多いだろうが、念のため在庫水準の確認と、遅延が長引いた場合の社内連絡フローの点検はしておきたい。

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LOGISTICS TODAY編集部
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