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福通など、大阪・仙台間高速バスで貨客混載事業

2021年12月3日 (金)

(出所:福山通運)

ロジスティクス近鉄バス(大阪府東大阪市)と宮城交通(仙台市泉区)、福山通運、南東北福山通運(仙台市宮城野区)の4社は2日、近鉄バスと宮城交通が共同運行する大阪・仙台間夜行高速バス「フォレスト号」を使用した貨客混載事業を12月7日に開始すると発表した。祝日を除く毎週月曜から木曜出発の便で実施する。

近鉄バスと宮城交通が「フォレスト号」の車体下部の荷物スペースに荷物を積んで大阪と仙台のバス車庫まで輸送。車庫から福山通運と南東北福山通運がその日のうちに配達先まで届ける。主な顧客対象として、工業製品や部品、日用品、衣料品などを配送する事業者を想定している。

既存の高速バスの空きスペースを有効活用。新たな投資を行うことなく旅客と貨物の相乗りにより輸送の効率化が図る。4社は自動車運送事業の維持と生産性向上を図り、SDGsが目指す持続可能な社会の実現に一層貢献していく。