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CREが千葉で物流施設を着工、22年12月末完成へ

2021年12月3日 (金)

拠点・施設シーアールイー(CRE、東京都港区)は、マルチテナント型物流施設「ロジスクエア白井」(千葉県白井市)の建築工事に着手した。2022年12月末の完成を予定している。

ロジスクエア白井の開発地は、千葉県内陸部の工業団地では最大規模の白井工業団地内に立地。周辺は大規模な工場・倉庫が立ち並び、24時間操業の可能な工業専用地域に位置している。常磐自動車道「柏インターチェンジ(IC)」と東関東自動車道「千葉北IC」を国道16号で結ぶ中間地点にあり、国道464号「北千葉道路」の延伸により今後さらなる交通利便性の向上が見込まれる。首都圏各地へのアクセス性の高さから、多様な物流ニーズに対応できるのが特徴だ。

ロジスクエア白井は、1階と2階にトラックバースを備えたマルチテナント型物流施設として開発する。大型車両が直接2階へのアクセスできるスロープを整備。計36台の大型車が同時に接車できる設計とし、1階を2分割、メゾネット構造の2階・3階を2分割、最小区画4768平方メートルで最大4テナントへの分割賃貸が可能な仕様とする。

倉庫部分は、外壁に金属断熱サンドイッチパネル、倉庫内の全ての防火区画壁に耐火断熱パネルを採用。荷物用エレベーターを4基設置し、さらに将来的なオペレーションの対応として垂直搬送機2基とドッグレベラーの増設を可能とする構造とする。さらに庫内空調設備を設置する際の配管ルートや室外機置場の確保、事務所スペースの増床を想定した対応など、入居テナントのニーズに一定の対応ができるようにする。

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■ロジスクエア白井の概要
所在地:千葉県白井市中
敷地面積:1万6792平方メートル
延床面積:3万807平方メートル
構造:鉄骨造、地上3階建て