
(出所:アリババ)
EC中国アリババグループは20日、2030年までに自社オペレーションのカーボンニュートラルを達成し、新たに提唱する「スコープ3プラス」に基づく目標として、グループのビジネスエコシステム全体で2035年までに1.5ギガトンの炭素排出削減を目指す、と発表した。
この目標は12月16日と17日の両日にわたって開催された年度投資家大会で、カーボンニュートラルに関する目標と炭素排出削減に向けた戦略として発表したもので、GHGプロトコル(温室効果ガスの排出量の算定と報告の基準)に基づき、自社オペレーション、上流と下流を含むサプライチェーン、クラウドコンピューティングなどに関する一連の目標を設定した。
アリババは投資者大会で「内需」「グローバリゼーション」「ハイテクノロジー」の三大戦略の下で、計画的な投資を通じて長期的で持続可能な発展を成し遂げていく、と説明した。