ピックアップテーマ
 
テーマ一覧
 
スペシャルコンテンツ一覧

高速道路から「道の駅」へ一時退出、長岡ICで実験開始

2025年8月20日 (水)

ロジスティクス北陸地方整備局と東日本高速道路(NEXCO東日本)は20日、関越自動車道・長岡インターチェンジ(IC)と道の駅「ながおか花火館」(新潟県長岡市)を結ぶ一時退出の社会実験を、9月10日から開始すると発表した。高速道路の休憩施設間に25キロ以上の空白区間がある地域で、利用者の利便性と快適性を確保することが狙いだ。

実験では、ETC2.0を搭載した車両が長岡ICで一度降り、道の駅に立ち寄ったうえで2時間以内に同じ方向へ再流入した場合、高速道路を降りずに通過した場合と同じ料金が適用される。料金表示器では一時的に高額が表示されるが、後日カード会社からの請求時に調整される仕組みだ。

対象は長岡ICでの順方向利用に限られる。例えば、新潟西ICから高崎ICまで走行する場合、長岡ICで道の駅に立ち寄っても通常料金5640円が調整され、5100円となる。一方、長岡ジャンクションを往復する経路や異なるICからの再流入は調整対象外だ。

道の駅を活用した社会実験は2017年度から全国で実施されており、今回の長岡での追加はその一環となる。ながおか花火館は長岡花火をテーマにした観光拠点で、飲食施設や地場産品販売に加え、EV(電気自動車)急速充電設備も備える。物流事業者や長距離ドライバーにとっても休憩・補給の選択肢が広がり、高速道路の利便性と地域資源の活用を両立させる取り組みといえる。

■「より詳しい情報を知りたい」あるいは「続報を知りたい」場合、下の「もっと知りたい」ボタンを押してください。編集部にてボタンが押された数のみをカウントし、件数の多いものについてはさらに深掘り取材を実施したうえで、詳細記事の掲載を積極的に検討します。

※本記事の関連情報などをお持ちの場合、編集部直通の下記メールアドレスまでご一報いただければ幸いです。弊社では取材源の秘匿を徹底しています。

LOGISTICS TODAY編集部
メール:support@logi-today.com

LOGISTICS TODAYでは、メール会員向けに、朝刊(平日7時)・夕刊(16時)のニュースメールを配信しています。業界の最新動向に加え、物流に関わる方に役立つイベントや注目のサービス情報もお届けします。

ご登録は無料です。確かな情報を、日々の業務にぜひお役立てください。