ロジスティクスCBcloud(シービークラウド)は20日、子会社のエコ配(東京都千代田区)が、東京都江戸川区に新設した「スマートセンター東京葛西」で、自動仕分けソーター機を導入し本格稼働を開始したと発表した。越境EC(電子商取引)を含む多様な貨物需要に対応するための戦略的投資と位置づけ、持続可能な物流インフラの構築を狙う。

▲導入した自動仕分けソーター機(出所:CBcloud)
エコ配は新設備の導入により、大量・小口貨物を効率的に処理する体制を確保。仕分けの機械化は誤配リスクを低減するとともに間接コストを抑制し、サービス品質の向上や送料の適正化につなげるとしている。また、これを単なる効率化策ではなく「人的資本への投資」と強調。仕分け作業の自動化によりドライバーの負担を軽減し、集配業務の質向上や新人ドライバーの即戦力化を可能にするほか、顧客対応など人が担う付加価値業務に時間を振り向けられる点を効果として挙げる。
同社は都市部を中心に低コストの宅配サービスを展開しつつ、全国配送についてはパートナー企業との連携でネットワークを構築している。今後も技術導入と業務改善を重ね、「安心・安定・安価」を掲げた宅配サービスの全国規模での展開を目指す。
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