認証・表彰VTOL(垂直離着陸機)型固定翼UAV(無人航空機)の開発を手がける空解(クウカイ、東京都町田市)は20日、代表の森田直樹氏が「一等無人航空機操縦者技能証明」(飛行機)を国内で初めて取得したと発表した。この資格は、無人航空機操縦の中で最も高度なものであり、有人地帯での補助者なしの目視外飛行(レベル4)を可能とする。

▲QUKAI MEGA FUSION 3.5(出所:空解)
試験では、完全マニュアルでの基本飛行や、自動飛行中に別の自動プログラムへ切り替える複雑な目視外飛行操縦が求められた。今回の取得により、空解が開発する「QUKAI MEGA FUSION 3.5」のような長距離・長時間飛行可能なUAVの社会実装に向け、大きな一歩を踏み出した形だ。
同機体は最大6時間・500キロの飛行能力を持ち、レーザースキャナーや赤外線カメラなど多様な装備に対応。災害時の物資輸送や広域監視など、ドローン活用の可能性を大きく広げる。
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