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UDトラックス、広島CS刷新「生産性2割増目指す」

2022年1月13日 (木)

拠点・施設UDトラックス(埼玉県上尾市)はこのほど、広島カスタマーセンター(広島市西区)をリニューアルオープンした。老朽化と手狭になった旧整備工場に最新設備を導入し、中国エリアの最大都市である広島市で迅速なサービス提供体制を整えた。同社は「整備対応力の底上げを図り、生産性2割工場を目指す」としている。

同センターは敷地面積8777平方メートル、延床面積4714平方メートル。総ベイ数は16あり、事務所や検査棟などを含めてベイを横一直線に配備した。施設内には最新の3柱リフトを採用した車検ベイ4本に加えて、一般ベイ8本や塗装、板金の両ベイ、洗車場を設置し、顧客ニーズに対して迅速に対応できるようにした。

▲センター内の整備風景(出所:UDトラックス)

建物3階部分には屋上駐車場を設け、上尾工場(埼玉県上尾市)から納車された大型トラック「クオン」のトラクターのヘッド部分が走行できる補強も施した。

同センターは広島港から3キロ、広島市役所から5キロに位置し、同市中心部に近接する広島近郊の物流を手がける施設。同センターが開業する「広島イノベーション・テクノ・ポートII」は複数の企業が利用しており、センター機能の刷新により中四国地域の物流拠点に出入りするトラックの整備面で利便性を向上に寄与する。