調査・データ港湾・物流大手のDPワールド(UAE)が12日発表した2025年通期決算は、売上高が前年比22%増の244億ドルとなり過去最高を更新した。調整後EBITDA(利払い前・税引き前・減価償却前利益)は同18%増の64億ドル、利益は32.2%増の19億6000万ドルとなり、港湾・ターミナル事業と物流事業の成長が業績を押し上げた。
コンテナ取扱量は前年比5.8%増の9336万TEUだった。特に欧州・中東・アフリカ地域が8.3%増と伸び、アジア太平洋・インドも3.1%増となるなど、主要地域で取扱量が拡大。コンテナ1TEUあたりの収益も8.5%改善し、収益性の向上につながった。
同社は25年、海事サービス事業を「DP World」ブランドに統合し、港湾・海運支援・物流を一体化した統合型サプライチェーン事業の構築を進めた。こうした統合プラットフォーム戦略が、貿易環境の不確実性が続くなかでも安定した収益確保につながったとしている。
設備投資は31億ドルと前年の22億ドルから拡大し、世界の港湾能力は1億900万TEUに増加した。主な投資先はジュベル・アリ、英国のロンドン・ゲートウェイ、インドのツナ・テクラ、サウジアラビアのジェッダなど。26年も30億ドルの投資を計画し、港湾能力拡張と物流ネットワーク強化を進める。
資本効率を示すROCE(投下資本利益率)は9.9%と前年の8.9%から改善した。脱炭素面では、22年比でスコープ1・2排出量を14%削減し、電力の67%を再生可能エネルギーで賄っている。
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