調査・データ日本酒造組合中央会は13日、2025年の単式蒸留焼酎(本格焼酎・泡盛)の輸出実績を公表した。財務省の貿易統計をもとにまとめたもので、輸出額は15億6000万円、輸出数量は1752キロリットル(kL)となり、いずれも前年から16%増と前年度を上回った。
輸出単価も上昇が続き、1Lあたり890円と22年以降で最高値を記録。22年比では16.5%上昇した。主要輸出先では中国が4億3000万円(前年比3%増)で首位となり、数量も571kL(同12%増)と伸長。米国は4億1000万円(35%増)で2位、数量は395kL(19%増)だった。韓国も2億3000万円(33%増)、316kL(38%増)と大きく伸び、上位市場の需要拡大が全体を押し上げた。
米国ではニューヨーク州やカリフォルニア州の法改正により、アルコール度数24%以下の焼酎・泡盛がビールやワインと同じ「ソフトリカーライセンス」で扱えるようになり、販売環境が改善。韓国では観光を通じた認知拡大や日本式居酒屋の増加が需要を後押ししているという。
一方で、焼酎・泡盛の輸出規模は日本酒に比べると依然小さい。輸出額は日本酒の459億円に対し3.4%、数量でも3万3549kLの5.2%にとどまり、海外認知の低さが課題とされる。
中央会は国際見本市への出展やカクテルコンペティション開催などを通じ、バーテンダーなど専門家層への訴求を強化。米国、中国、台湾、EUには海外サポートデスクを設置し、現地流通の開拓やPR活動を進めている。政府は2030年に輸出額50億円の目標を掲げており、中央会は文化価値の訴求やデジタル発信の強化を通じ、中長期的な市場拡大を目指すとしている。
■「より詳しい情報を知りたい」あるいは「続報を知りたい」場合、下の「もっと知りたい」ボタンを押してください。編集部にてボタンが押された数のみをカウントし、件数の多いものについてはさらに深掘り取材を実施したうえで、詳細記事の掲載を積極的に検討します。
※本記事の関連情報などをお持ちの場合、編集部直通の下記メールアドレスまでご一報いただければ幸いです。弊社では取材源の秘匿を徹底しています。
LOGISTICS TODAY編集部
メール:support@logi-today.com
LOGISTICS TODAYでは、メール会員向けに、朝刊(平日7時)・夕刊(16時)のニュースメールを配信しています。業界の最新動向に加え、物流に関わる方に役立つイベントや注目のサービス情報もお届けします。
ご登録は無料です。確かな情報を、日々の業務にぜひお役立てください。






















