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物流AI「AI LogiPro」本格展開、経産省実証完了

2026年3月13日 (金)

ロジスティクスAIデータ(東京都港区)は13日、物流AI(人工知能)プラットフォーム「AI LogiPro on IDX」の実証事業を完了し、本格展開を開始したと発表した。実証は経済産業省の「令和6年度補正予算 持続可能な物流効率化実証事業費補助金」に採択され、2025年7月から26年2月まで実施された。

同システムは、配送、倉庫、在庫、輸送、人事、顧客、経営など物流企業の主要部門のデータを統合し、AIによる分析と意思決定支援を行うプラットフォーム。従来の物流DX(デジタルトランスフォーメーション)が配車管理や倉庫管理など個別機能ごとのシステム導入にとどまり、企業全体の最適化につながりにくかった課題に対し、部門横断でのデータ活用を狙う。

具体的には、配送ルート最適化や積載率向上、倉庫内動線の最適化、適正在庫算出などをAIで支援する。既存のWMS(倉庫管理システム)やTMS(輸配送管理システム)との連携も可能で、物流データの一元管理やナレッジ活用、CO2排出量の可視化などにも対応する。実証では倉庫効率化や在庫管理の機能を中心に検証を行った。

同社はシステムの導入効果として、配送コスト10-20%削減、倉庫生産性10-30%向上などを想定していると説明する。ただし効果は導入企業の規模や業態によって異なるとしている。

今後は中小・中堅物流企業への導入拡大を進めるほか、物流施設開発企業やWMSベンダーとの連携、地域共同配送や自治体連携モデルへの展開も視野に入れる。2024年問題や人材不足、GX(グリーントランスフォーメーション)対応といった課題が重なるなか、物流データを横断的に活用するAI基盤としての位置づけを目指すとしている。

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LOGISTICS TODAY編集部
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