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GROUND、研究開発拠点を刷新しデモ機能強化へ

2022年1月18日 (火)

拠点・施設GROUND(グラウンド、東京都江東区)は18日、ロボットソリューションや先端技術について独自に研究・開発を行うR&D(研究開発)センター「playGROUND」(プレイグラウンド、千葉県市川市)をリニューアルしたと発表した。ショールームスペースを新たに設けるとともに、デモンストレーションを行えるソリューションラインナップを追加する。

▲リニューアルした「playGROUND」の一画(出所:GROUND)

GROUNDは、物流をはじめEC(電子商取引)、流通業界が直面する諸課題を解決できる先進技術の実証実験や研究・開発を推進することによる早期実用化・最適化を目的に、playGROUNDを2018年8月に開設。世界中で生まれる新しいテクノロジーを物流現場にスムーズに導入するために、机上では検証することができない問題や課題を事前に顕在化させ、ソフトウェアおよびロボットソリューションの性能を最大限に引き出す物流オペレーションの開発・検証を行う拠点と位置付ける。

GROUNDはplayGROUNDで、各種ロボットソリューションの品質(安全基準)や機能(基本性能)を検証するほか、導入した物流オペレーションにおける作業時間検証、自社開発した物流施設統合管理・最適化システム「GWES」などのソフトウェアの性能検証やデモンストレーションなどを推進する。

今回のリニューアルは、顧客の物流環境をよりリアルに再現できる設備も導入するなど、多様なニーズに対応する柔軟なデモンストレーションを可能としているのが特徴だ。

GROUNDは今回のリニューアルを契機として、物流・流通業界に貢献できるさまざまな先端技術を研究・検証するとともに、それらを活用した新たなソリューションの企画や開発、提供を推進していく。