商船三井、代表取締役副社長に田中取締役就任へ

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財務・人事商船三井は31日、小野晃彦・代表取締役副社長執行役員が退任し、後任に田中利明・取締役専務執行役員が就く人事を発表した。4月1日付。小野氏は代表権のない取締役となる。

商船三井は、経営スピードの迅速化や新規事業創出を推進する取り組みに注力する方針だ。その実行に向けた陣容を整えるため、経営体制を変更する。

田中氏は61歳。1984年に商船三井に入社し、鉄鋼原料船部長などを経て2014年に執行役員に就任。17年に常務執行役員、20年に取締役常務執行役員を歴任し、21年4月より現職。