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福岡地所、福岡県古賀市にマルチ型物流施設を着工

2022年2月3日 (木)

(出所:福岡地所)

拠点・施設福岡地所(福岡市博多区)は、物流施設「ロジシティ古賀青柳」(福岡県古賀市)の建築工事に着手したと発表した。福岡地所の物流施設ブランド「ロジシティ」としては、2020年9月に完成した「ロジシティみなと香椎ノース」(福岡市東区)に続く2棟目となる。常温マルチテナント型物流施設として、23年3月の完成を予定している。

福岡市と北九州市を結ぶ交通の要所に立地し、九州自動車道などを経由した九州各地へのアクセス性の高さが特徴。福岡空港や博多港といった陸海の貨物輸送拠点にも30分圏内の利便性でを、荷主企業などに訴求していく。

機能面では、1階と2階、3階と4階の各2フロアを2分割した計4区画の組み合わせにより、延床面積ベースで1万平方メートルから4万2240平方メートルまで、入居企業の用途に応じて作業スペースを柔軟に提供できる仕様とする。1平方メートルあたり床荷重1.5トン、梁下有効高5.5メートル、倉庫内柱間10.5メートルを確保し、高い保管効率も実現する。

1階から3階に上るランプウェイを設けており、1階と3階に直接トラックで乗り入れることができるバースを整備。各区画に荷物用エレベーターと垂直搬送機を1基ずつ設置し、効率的な輸送を実現する。

環境対応も充実する。省エネ性能を向上させるため、外装の高断熱化やLEDの採用などを計画しているほか、建物屋根の耐荷重を高めることで、将来的に屋根全体に太陽光パネルを設置可能な設計としている。

■ロジシティ古賀⻘柳の概要
所在地:福岡県古賀市⻘柳町字新城105-36他
敷地面積:2万3233.80平方メートル
延床面積:4万9461.08平方メートル
賃貸面積:4万3757.49平方メートル
構造:鉄骨鉄筋コンクリート造・鉄骨造、地上4階建て