拠点・施設3PL事業を手がけるナカノ商会(東京都江戸川区)は25日、福岡県古賀市に物流センターを開設すると発表した。九州自動車道の古賀インターチェンジ(IC)から4キロと交通アクセスにおける優位性の高さが特徴で、九州北部エリアの交通の要衝に新たな拠点を構える。ことし7月の完成予定だ。
施設名は「古賀市物流センター」(仮称)。敷地面積は7931平方メートルで、建物は鉄骨造りで地上2階建て。延床面積は2万9495平方メートルになる。昇降機は、荷物用エレベーターと垂直搬送機を各3基設置する。トラックバースは大型21台接車が可能で、奥行きは10メートル、高さは6メートル。
ナカノ商会は、福岡市や北九州市など都市圏を中心とした輸配送拠点として、立地の良さと機能の高さを前面に出しながら荷主企業などへ訴求を強めていく。