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徳島南部道が延伸、関西・中国へのアクセス向上へ

2022年2月14日 (月)

(イメージ)

拠点・施設西日本高速道路(NEXCO西日本、大阪市北区)は10日、徳島南部自動車道の徳島ジャンクション(JCT、徳島市)・徳島沖洲インターチェンジ(IC、同市)間(4.7キロ)を3月21日16時に開通させると発表した。徳島県南部へのアクセスにおける利便性が高まることで、物流の効率化につながると期待される。

徳島南部自動車道は、徳島市と徳島県阿南市を結ぶ高速自動車国道。最初の開通区間として、中間部分の徳島沖洲・徳島津田IC間が2021年3月に通行できるようになった。

今回の徳島JCT・徳島沖洲IC間の開通により、徳島自動車道とつながることで高松自動車道や神戸淡路鳴門自動車道と連絡できるようになる。また、高松方面との直結することで瀬戸中央自動車道を経由し中国地方とも高速道路で結ばれることから、徳島県南部から関西や中国地方への広域アクセス性が高まる。

徳島県南部の沿岸部は国道55号のほかに主要道路がなく、物流網の強化や災害時の代替輸送路の確保の観点から、高速自動車国道の整備が求められていた。今回の徳島南部自動車道の延伸により既存の高速道路との接続が実現し、物流面での輸送効率向上への取り組みが大きく前進する。

(クリックで拡大、出所:西日本高速道路)