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キユーソー系、マルチ温度帯EVトラックを導入

2022年2月15日 (火)

(出所:キユーソー流通システム)

環境・CSRキユーソー流通システムは14日、グループのキユーソーティス(東京都調布市)がマルチ温度帯2層式電気トラック(EVトラック)を2台導入すると発表した。低温から加温までの配送に対応したEVトラックの導入は国内初という。

三菱ふそうトラック・バスの「eCanter」(イーキャンター)を採用。CO2排出量や燃料コストの削減を期待できるだけでなく、2層式となっている庫内では冷凍・冷蔵から加温まで幅広く温度を設定できるのが特徴。2室でそれぞれ異なる温度設定も可能だ。同車両はキユーソーティスの物流拠点「東京SLC」(同府中市)を起点とした配送事業に充てる。

キユーソー流通システムは2022年度を初年度とする3か年中期経営計画の基本方針として「環境変化への対応」を掲げており、今回のEVトラック導入を契機として、環境に配慮した機器の導入の推進とともに、グループ全体で環境面における企業体質の強化に取り組むとしている。