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エミレーツ、ドバイでデュアルハブ体制を再開

2022年3月24日 (木)

(出所:エミレーツ航空)

ロジスティクスエミレーツ航空(アラブ首長国連邦)の貨物部門であるエミレーツスカイカーゴは23日、アラブ首長国連邦の首都ドバイのドバイ・ワールド・セントラル国際空港(DWC)の貨物ターミナル「エミレーツ・スカイセントラル」で貨物機の運航を全面的に再開すると発表した。同社はドバイ国際空港(DXB)でも貨物輸送を行っており、ドバイでは2年ぶりに両空港を利用したデュアルハブ体制が整う。

世界的な貨物輸送量の増加に伴い、同社は年間100万トンを取り扱うエミレーツ・スカイセントラルを再開して対応する。DXBでは旅客機で発着する貨物、DWCではフレイター機で発着する荷物を取り扱う。両空港間でシームレスに貨物を運べるよう専用のトラックが24時間365日体制で運行し、物資を5時間以内で輸送することが可能だ。

新型コロナウイルス感染拡大により、エミレーツ航空は2020年4月に旅客便を一時運休。それにあわせてエミレーツスカイカーゴは、医療品や支援物資の迅速な輸送の必要性から、フレイター機のメインデッキと旅客機の床下スペースの貨物輸送業務をDXBに集約していた。