国内佐川急便は28日、宮城県柴田町と地域活性化や町民サービス向上を目指す「包括連携協定」を締結したと発表した。官民一体で地域課題の解消に取り組む「SAGAWAタウンサポート」の一環。
同町は東日本大震災で最大震度5強を観測。家屋の倒壊や損傷の被害が発生し、多くの住民が避難生活を余儀なくされた。防災・減災を着実に推進する町独自の国土強靭化地域計画を策定するなど、災害に強いまちづくりを進めている。
また、全国有数の桜の名所として知られ、船岡城址公園や白石川堤一目千本桜が同県内で唯一「さくら名所百選」に選ばれている。
協定では防災活動や環境対策、観光振興といった幅広い分野でまちづくりに関する取り組みを推進していく。