荷主寺岡精工(東京都大田区)は1日、製品ショールーム「TERAOKA EXPERIENCE SHOWROOM」(テラオカ・エクスペリエンス・ショールーム)のロジスティクスエリアをリニューアルしたと発表した。
祖業である秤(はかり)の開発をベースとした「“ハカル”から はじまる物流改革」をテーマに、物流や製造工程における業務効率化・最適化を実現するシステムをロジスティクスソリューションとして提供している。
寺岡精工は、ロジスティクスソリューションを含めた自社開発システムを紹介するショールームを2019年2月に開設。ロジスティクス(物流・製造)エリアについて、さらなる顧客への訴求を強めるためリニューアルに踏み切った。
入荷から出荷までの現場業務のDX(デジタルトランスフォーメーション)化を支援する新製品・バージョンアップ製品の新規展示に加えて、実際の物流現場をイメージした「体験型」の構成とすることで、寺岡精工の総合物流ソリューションの理解をさらに促すとともに、新規ビジネスの開拓にもつなげる狙いだ。
今回のリニューアルは、「自律走行式ピッキングカート(AMR)」「GPオートラベラーシステム側面貼りタイプ」などの新製品をはじめ、最新機能を搭載した自動採寸計量器「SMART QBING」(スマート・キュービング)など、ロジスティクスソリューションの注力製品50点をラインアップ。計量器やピッキングカート、ラベルプリンター、デジタルアソートシステムなど、複数の機器を連携させることでより顧客ニーズへの対応力を高めたシステム提案やデモンストレーションも可能だ。