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井村屋が津市に新工場開設へ、輸出とECの拠点

2022年4月11日 (月)

国内菓子製造・販売の井村屋グループは8日、津市に新工場「あのつFACTORY」を開設する計画を発表した。常温、冷蔵、冷凍の3温度帯商品を保管・出荷する機能を備え、成長分野に位置付ける海外輸出とEC(電子商取引)向け商品の専用供給基地とする。

▲あのつFACTORY完成イメージ(出所:井村屋グループ)

新工場は、生産子会社である井村屋(津市)が中勢北部サイエンスシティ内に開設し、2023年3月上旬に稼働する。三重県内の物流企業、宝輪(鈴鹿市)が建設し、土地・建物を保有。それを井村屋が賃借し、設備や機会を設置する。井村屋グループの投資額は12億円。従業員数は80人を予定している。

製造する商品は、ロングライフ豆腐や豆乳を活用したデザートやカステラなどの焼き菓子、スイーツ類など。菓子・食品の包装部門も同工場に集約する。AI(人工知能)やDX(デジタルトランスフォーメーション)を取り入れてコストダウンを図るという。

■井村屋新工場の概要
名称:あのつFACTORY
場所:津市あのつ台1-8-1 中勢北部サイエンスシティ内
敷地面積:2万1827平方メートル
建築面積:7112平方メートル