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ミシュラン、トラックショーでデジタル技術紹介

2022年4月21日 (木)

▲ミシュラン クイックスキャン(出所:日本ミシュランタイヤ)

イベント日本ミシュランタイヤは20日、パシフィコ横浜(横浜市西区)で5月12〜14日に開かれる「ジャパントラックショー2022」への出展内容を発表した。トラック業界が直面するドライバー不足や高齢化、2024年問題といった課題の解決に向け、タイヤに関する先進的なデジタル技術を提案する。展示ブースはホールAのA-15。

展示の目玉は「RFID内蔵タイヤ」だ。一つひとつのタイヤにRFIDと呼ぶICタグを内蔵させ、無線通信で自動的に識別・管理する技術。工場出荷から販売店での在庫、車両装着、摩耗後の溝堀り、再生、リサイクルまでの使用履歴の個体管理を行う。同社は24年までに自社製の全タイヤにこのタグを搭載する計画だ。

「ミシュラン クイックスキャン」(参考出品)は日本初公開。路面の磁気スキャナーでタイヤの摩耗をミリ単位の精度で瞬時に自動測定する。独自の人工知能でデータを精査・分析する。

このほかの主な展示内容は次の通り。
大型トラック向けレスキューサービスのデジタルアプリ「MRNゴー」▽タイヤ点検の省力化を図るデジタル技術「ミシュラン タイヤケア」▽輸送効率向上と環境負荷低減に貢献するワイドシングルタイヤ「ミシュラン エックスワン」