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住友電工、車両運行管理と連携し車両庫内温度測定

2022年4月22日 (金)

サービス・商品住友電工システムソリューション(大阪市西区)は、車両運行管理システム「Eagle Sight」(イーグルサイト)に専用の温度測定機器を接続することにより、車両貨物室の温度監視を可能にする技術を開発した。

事務所など遠隔地でもパソコンを操作してリアルタイムで車両の位置とともに貨物室内の温度を確認できるのが特徴。細かな温度管理が求められる医薬品や精密機器、食品などの輸送サービスの最適化・効率化を支援する取り組みとして、注目を集めそうだ。

イーグルサイトは、GPS(全地球測位システム)端末を活用して車両の位置を把握できるクラウドサービス。配送の進み具合を適時に「見える化」を実現できる。そこに温度の測定機能を持つ専用機器を接続し連携することにより、貨物室の温度監視も可能になる。

貨物室内の温度変化をグラフでパソコンの画面上に表示。貨物室内に設置する「子機」の温度計で測定したデータは、「親機」に相当する事務所など遠隔地の温度計で取りまとめてデータ化。パソコン画面でグラフ化した形で確認できる仕組みだ。

▲温度監視機能のイメージ(出所:住友電工システムソリューション)