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UPSが新木場の集配センター刷新、アジア最大拠点に

2022年4月25日 (月)

▲セレモニーの様子(出所:UPSジャパン)

国内UPSジャパンは25日、東京都江東区の同社集配拠点「UPS新木場集配センター」を拡張リニューアルし、4月21日に同施設で式典を開いたと発表した。

刷新された集配センターは賃貸物流施設「プロロジスパーク東京新木場」のうち1階と4階のスペースを利用。それぞれの床面積は1階上屋スペースが4816平方メートル、1階オフィス725平方メートル、4階集配センター4460平方メートル、4階オフィス740平方メートルで、同社が利用する総延床面積は1万741平方メートルとなる。

これにより、同居店の荷捌きスペースは従来の2倍以上に拡大し、地域の集荷・配送業務として利用する「センター」機能を備えた同社施設としてはアジア最大となる。新拠点の機能について、同社は「貨物取り扱い能力を増強し、コロナ禍からの物流量の回復や、旺盛な越境EC需要などへの対応に加え、東日本エリアの営業強化につながる」と期待。

これまではプロロジスパーク東京新木場の1階のうち一部を使用していたが、今回の拡張で4階の全フロアを増床。首都高速道路湾岸線新木場ICから1.4キロと利便性も高く、リードタイムの短縮が求められる空港貨物の扱いに適した施設。

式典に参加した西原哲夫社長は「日本国内のネットワークの拡充や新木場集配センターの拡張などの積極的な投資が示す通り、UPSが日本に根付いた企業として、物流を通じて顧客への幅広いサポートを展開し、これからも顧客から最初に選ばれる選択肢であり続けることを目指す」と抱負を述べた。