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九州運輸局、福岡で鉄道コンテナ利用促進セミナー

2022年5月16日 (月)

(イメージ)

イベント九州運輸局は16日、日本貨物鉄道(JR貨物)九州支社と共同で、鉄道モーダルシフトの推進を目的とした「鉄道コンテナ利用促進セミナー」を6月14日にJR貨物「福岡貨物ターミナル駅」(福岡市東区)で開催すると発表した。

政府が2050年のカーボンニュートラル実現に向けた脱炭素化などの取り組みの一環として、鉄道貨物の強みを訴求するほか、鉄道モーダルシフトの理解を促す機会とする。

社会に不可欠なインフラである物流の現場では、貨物の小口化・多頻度化が進むなど現場を取り巻く状況が急速に変化している。少子高齢化に伴う労働力人口の減少により、人材の確保も喫緊の課題となっている。効率的な業務の推進だけでなく環境負荷低減の観点からも、地域間の幹線輸送を自動車輸送から鉄道や海上輸送へ転換するモーダルシフトは、物流業務の生産性向上や労働力不足への対応における有効な手段と言える。

今回のセミナーは、物流効率化に向けた政府の施策や取り組み事例を紹介するほか、鉄道輸送を利用した輸送シミュレーションの紹介や「戸口から戸口の一貫輸送」「リードタイム」「輸送量・コンテナの規格」といった利用方法に関する解説、鉄道コンテナ費用の8割を助成する「おためしキャンペーン」の紹介、鉄道コンテナ施設の見学などを予定している。

セミナー開催日時は、6月14日(火)13時30分から16時45分まで。参加希望者は、参加申込票により6月7日(火)17時までに申し込む。

■セミナー概要・参加申込フォーム
https://wwwtb.mlit.go.jp/kyushu/content/000265526.pdf