
▲アスクル創業者でフォース・マーケティングアンドマネージメント代表取締役CEOを務める岩田彰一郎氏(出所:Hacobu)
財務・人事Hacobu(ハコブ、東京都港区)は6月30日、アスクル創業者でベンチャー支援のフォース・マーケティングアンドマネージメントの岩田彰一郎・代表取締役CEO(最高経営責任者)が社外取締役に就任したと発表した。
ハコブは、物流を最適化するアプリケーション「MOVO」(ムーボ)を主軸にデータによる物流DX(デジタルトランスフォーメーション)を支援している。2021年には第三者割当増資を通じて総額約9億4000万円の資金を調達。MOVO導入企業数は500社を超えるなど事業を拡大させている。物流を取り巻く事業環境のさらなる変化に対応しながら、将来のさらなる事業成長を見据えて組織の拡充に注力している。
岩田氏は、オフィス用品通販のアスクル事業を飛躍的に成長させた創業者としての経営経験と事業開発への幅広い知見を持つ実績で知られる。ハコブは、社外取締役としての経営への参画により、経営体制の構築を推進するとともに事業成長に向けた取り組みをさらに加速していく。
岩田氏は大阪府出身。1986年プラス入社、92年に新規事業であるアスクルの開始にあたりアスクル事業推進室室長に就任、97年のアスクル事業の分社独立とともにアスクル社長に就任。2000年にCEO就任。19年9月にフォース・マーケティングアンドマネジメントを設立し、現職。71歳。