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産廃配車サービスのファンファーレ、6.3億円を調達

2022年7月20日 (水)

(イメージ)

サービス・商品産業廃棄物関連サービスを手がけるファンファーレ(東京都港区)は20日、ベンチャーキャピタル5社を引受先とする第三者割当増資を行い、6億3000万円の資金を調達したと発表した。主力サービスである配車管理システム「配車頭(ハイシャガシラ)」の利用拡大や機能拡充を進めるという。

発表によると、今回、増資に応じたのは既存株主のALL STAR SAAS FUND(オール・スター・サース・ファンド)、Coral Capital(コーラル・キャピタル)のほか、新たに株主となったENEOS(エネオス)イノベーションパートナーズ、SMBCベンチャーキャピタル、みずほキャピタル。一連の増資による累計調達金額は約8億円となり、「配車頭」の営業活動や組織の強化に充てる。

「配車頭」は産業廃棄物業界に特化した配車管理システムで、2021年にサービス提供を始めた。難易度が非常に高いと言われてきた配車計画を、独自のAI(人工知能)技術により自動作成できるようにした。限られた人員体制の中で可能な限り多くの配車を行う。社会の重要インフラ産業でありながら、労働力不足が年々深刻化している産廃業の持続につなげるのが目的という。