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ペナンでEMSの新工場稼働、加賀電子

2022年11月1日 (火)

拠点・施設加賀電子は10月31日、マレーシア・ペナン市近郊に新工場を建設し、ことし10月から本格稼働を始めたと発表した。アセアン地域でのEMS(電子機器の受託製造サービス)事業の生産能力を増強し、操業開始から5年以内に売上高100億円を目指すとしている。総投資額は5年間で10億円に上る。

発表によると、老朽化した工場の建屋や設備をリニューアルし、品質や効率面での向上を図って需要を取り込む構え。新工場は既存の工場と同じ工業団地内に立地し、直線距離で3.5キロと近い。新工場の本格稼働により、既存顧客から受注増や新たな案件獲得にも取り組む。

同社は現在、国内外10か国で21か所にEMSの生産工場を構えている。マレーシアには2000年に現地法人を設立し、電源製品や衛生機器、電動工具などを生産してきた。新型コロナウイルス禍での半導体不足や国際物流網の混乱が解消に向かう中、顧客からの引き合いが急回復しているという。


▲新工場の様子(出所:加賀電子)

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LOGISTICS TODAY編集部
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