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K+NとGSK、ブラジルへワクチンを共同輸送

2022年11月28日 (月)

(出所:Kuehne+Nagel)

国際スイスに本拠を置く国際物流企業のKuehne+Nagel(キューネ・アンド・ナーゲル)はこのほど、製薬大手の英GSK(グラクソ・スミスクライン)と提携し、初の共同事業としてブラジルへのワクチン供給を始めたと発表した。この提携は毎年南米地域に1200万本以上の各種ワクチンを配送するもので、今回が初出荷となった。

それによると、キューネとGSKは、ウルグアイのモンテビデオの地域配送センターからブラジルまで、南米では初となる共同複合輸送を行った。

ワクチンや医薬品の輸送は、温度管理された貨物を24時間監視しなければならないなど、最も厳しい規制基準があるが、キューネは100か国以上で事業を展開しており、適切に対応する能力がある。今回のワクチン輸送では、イタリアのリヴォルノ港からウルグアイのモンテビデオまで船で輸送し、そこから2回の専用チャーター便でブラジルに運んだ。さらに、地域配送では陸上輸送も行っている。GSKもこうしたキューネの強みを評価してパートナーに選んだという

両社は、さらにアルゼンチンやチリなど南米の主要国へもワクチンを配布する予定という。

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LOGISTICS TODAY編集部
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