ドイツポストDHL、フォード製EVバン2000台導入

▲ドイツポストDHLが導入するフォード製EVバン（出所：DHL）

国際独物流大手のDeutsche Post DHL（ドイツポストDHL）グループは5日、米Ford（フォード）の商用車部門フォード・プロから、ラストワンマイル配送用のEV（電気自動車）バン2000台以上を2023年末までに導入すると発表した。

発表によると、両社間でこのほど、そのための覚書を締結した。フォード・プロはドイツポストDHLグループにEVバンを供給するほか、関連のソフトウエアや充電ソリューションなどEV運用のためのソリューション一式を提供する。両社は協力してドイツポストDHLグループの全世界での電動化を加速する。

フォードが目標にしているのは、35年までの全販売車両のゼロエミッションと、欧州での施設、物流、サプライヤーにおけるカーボンニュートラル、そして遅くとも50年までに全世界でカーボンニュートラルを達成することだ。ドイツポストDHLグループも、環境保護への取り組み強化を進めており、30年までに集配に使う車両の60％を電動車にすることを目標としている。

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LOGISTICS TODAY編集部
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