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次世代幹線輸送にドーリー式W連結トラ、センコー

2022年12月23日 (金)

▲ダブル連結トラック(出所:センコー)

認証・表彰センコーは23日、東京都内で22日に開かれた国土交通省の「令和4年度物流パートナーシップ優良事業者」の表彰式で部門賞(物流構造改革表彰)を受けたと発表した。表彰対象になった取り組みは「ドーリー式ダブル連結トラックを活用した共同配送の推進」で、旭化成ホームズ、フジテックが協力。両社の関東・関西間での配送について、CO2排出量や運行する車両台数、ドライバー数を削減し、目前に迫る「物流の2024年問題」や環境問題に対応して顕著な効果を出した点が評価された。

ダブル連結トラックは、前輪台車(ドーリー)が前方のトラクターに付いている車両を使用。連結を解除すると、大型車とセミトレーラーの2台に分けることができるため、行き先が異なっても各サプライヤーへの配送が可能になる。これにより、中継地点でドライバーが交代でき、日帰り運行を実現した。

同一圏内で大型車による配送を集約し、長距離の幹線部分でダブル連結トラックを利用。CO2排出量は年間で118.5トン削減(35%減)、車両台数は500台減(41%減)、ドライバーの運転時間は3700時間減(45%減)といずれも顕著な効果を確認した。

センコーは、次世代の長距離幹線輸送を推進していくとしている。

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LOGISTICS TODAY編集部
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