ゼロ、車両輸送の預かり書をペーパーレスに

サービス・商品ゼロは30日、車両輸送事業の専用アプリ「モーラ」を開発し、1月から「車両お預かり書」をデジタル化する運用とサービス提供を試験的に始めたと発表した。

発表によると、これまで同社グループは車両輸送において、顧客から自動車を預かる場合に複写式の車両お預かり書に、ドライバーが手書きで自動車の状態や搭載品の有無などを記入し、その控えを受け取っていた。

今回はペーパーレス化による環境対応や利便性向上、ドライバーの負担軽減を目的に同アプリを開発した。近畿と九州の一部エリアを対象に、車両お預かり書をデジタル化した。今後、順次全国に展開していく。

具体的には、専用アプリを使って預かった自動車の傷や凹みの種類、大きさ、位置などをタブレットに入力。車両の外観も写真撮影してクラウド上で保管する。ユーザーが専用ホームページで一連のデータを閲覧できるオプションも検討している。

将来的には、輸送機材の日常点検票や荷姿票、運転日報などもデジタル化していく方針。

▲車両の外観写真はクラウド上で保管される（出所：ゼロ）

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LOGISTICS TODAY編集部
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