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CRE、静岡・掛川市で24年1月にBTS型物流施設

2023年2月3日 (金)

拠点・施設シーアールイー(CRE、東京都港区)は1日、静岡県掛川市で開発を進めているオーダーメイド(BTS)型賃貸用物流施設「ロジスクエア掛川」を着工したと発表した。同日に現地で関係者が出席して地鎮祭を執り行った。国内大手メーカーの専用センターとして2024年1月末完成を目指す。

▲「ロジスクエア掛川」の完成イメージ(出所:CRE)

建物は、地上3階建てで延床面積は1万4236平方メートル。倉庫棟と平屋建てのテント倉庫で構成される。倉庫棟の倉庫部分は、外壁を高断熱仕様として熱負荷軽減に寄与する構造だ。荷物用エレベーター(積載荷重3.5トン)は2基、ドックレベラー1基を導入する予定。入居テナントの要望に応じて、倉庫内空調や作業員用トイレの拡充などにも対応が可能で、より細かいニーズに沿った施設設計となっている。

場所は菖蒲ヶ池工業団地に隣接する工業地域にあり、東名高速道路の掛川インターチェンジ(IC)から3.7キロ、県道403号線から国道1号線へのアクセスにも優れている。静岡県内だけでなく、関東と中部エリアにも交通の利便性が高い。

また、防災やBCP(事業継続計画)の観点からも機能面を充実させた。立地は海岸から10キロ離れ、海抜52.8メートルにあり、津波・高潮による被害想定外地域だ。

同施設は昨年7月に新たに施行された「静岡県盛土等の規制に関する条例」で初めて許可を得た計画で、適正な盛土や土砂の管理を行いながら開発を進める。

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LOGISTICS TODAY編集部
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