
▲エアバスA321(出所:ルフトハンザ・カーゴ)
ロジスティクス独ルフトハンザ・カーゴは4日、ヨーロッパの路線網に目的地を追加すると発表した。今後も段階的に拡大していく。
新たな貨物機の目的地にはキプロスのラルナカ、アテネ、ミラノが含まれる。機材はエアバスA321を使用し、欧州域内の中短距離ネットワークで週50便以上を運航し、目的地は合わせて12都市に増える。
4月12日から始まるルフトハンザ・カーゴの夏の運行スケジュールには、キプロスのラルナカへの週2回の便が追加され、ギリシャの首都アテネと組み合わせたルートとする。
これにより、顧客はフランクフルト・ハブへの直行便で素早く貨物を輸送し、世界中の目的地へ輸送しやすくなる。また、イタリア北部の経済力のあるロンバルディア地域と中央ヨーロッパ、世界とを結ぶミラノへの週1回の便がサービスに追加される。
ルフトハンザ・カーゴは、1年間エアバスA321Fを利用した高速・柔軟な輸送サービスを行っており、現在は2機のA321F貨物機を運航しているが、「夏の終わりまで」には4機に増やす。
エアバスA321貨物機は、双発の技術的に先進的な狭胴機で、性能の高さと省燃費が特徴。14のパレット、コンテナ設置位置がメインデッキに、10のスペースが下部デッキに配置され、合わせて28トンを積載可能となっている。
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