荷主オーシャンネットワークエクスプレス(ONE、シンガポール)は5日、2万4000TEU型コンテナ船「ONE INNOVATION」(ワン・イノベーション)が完成したと発表した。2日にジャパンマリンユナイテッド(JMU、横浜市西区)呉事業所で命名式があり、引き渡された。

▲ONE INNOVATION(出所:ONE)
ONEの基幹船隊を形成する超大型コンテナ船6隻のうちの第1番船で、残り5隻は順次完成予定。最新の船体デザインを採用し、コンテナ積載能力を最大化する一方、燃費性能の向上と温室効果ガス(GHG)排出量の大幅削減を実現。船首部には空気抵抗を緩和するウインドシールドを設置するなど、さまざまな省エネ装置を導入している。
ONEが所属するコンテナ船の海運アライアンス「ザ・アライアンス」が運航するアジア・欧州航路に投入する。同社の栗本裕マネージングダイレクターは「運航船隊のなかで最大船型となるフラッグシップ。燃費効率の向上でGHG排出量削減に寄与するとともに経済性にも優れ、世界の物流に革新をもたらすと確信している」と期待を述べた。
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