荷主日鉄物流(東京都中央区)は6月28日、高効率RORO船「そうめい」の運航を開始したと発表した。

▲高効率RORO船「そうめい」(出所:日鉄物流)
同船はロールトレーラー(積載重量60トン、総重量70トン)と大型エレベーターを導入し、積載効率と荷役能率を3割高めた。二層式貨物艙構造により一度にロールトレーラー3台(計210トン)を効率的に昇降し、荷役効率は毎時230トンに達する。
また、経済産業省資源エネルギー庁と国土交通省海事局の補助金事業として「高能率荷役システムを導入した小型RORO船の省エネ実証事業」に採択されている。瀬戸内固有の潮流・潮汐データを活用した運航支援システムで航海中の燃料消費を低減し、オートバラストシステムで荷役中の船体傾斜を抑制することで安全性を高めている。
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