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MSCの最大コンテナ船就航、独ブレーメンで命名式

2023年7月24日 (月)

国際船社大手のMSC(スイス)はこのほど、全長400メートル、最大2万4346TEUのコンテナ積載量を誇る世界最大のコンテナ船の命名式を、独ブレーメンの自由都市ベレーマーハーフェンで実施したと発表した。

コンテナ船は「MSCマイケル・カッペリーニ」と名付けられた。世界最大の容量に加え、温室効果ガス(GHG)の排出を最小限に抑える最先端の設計機能が組み込まれた。大口径プロペラや省エネダクトの採用、船体にかかる抵抗を軽減する空気潤滑に、出力を生み出すシャフトジェネレーターを備えるなど、燃費効率も向上させた。

▲コンテナ船「MSCマイケル・カッペリーニ」(出所:MSC)

MSCのソーレン・トフトCEO(最高経営責任者)は、「MSCマイケル・カッペリーニの開発の原動力となったのは『効率』そして『革新』だ。我々は業界のマイルストーンを超え、継続的な進化を目指している」と新コンテナ船の革新性を評価した。

ブレーメン港からは東地中海(週1便)、極東(同2便)、南米・メキシコ(3便)、北米(5便)への航路に接続する。ブレーメン、ハンブルクの両港でMSCの船舶に陸上からの電力供給を実施する。

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LOGISTICS TODAY編集部
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