国際商船三井は12日、グループ会社の商船三井ロジスティクス(東京都千代田区)と共同で、アフリカのモーリシャスを拠点とするロジャーズ・グループの物流部門べロジックのケニアにおけるロジスティクス子会社、GCSベロジックと戦略的提携を目的とした覚書を5月26日に締結したと発表した。
GCSベロジックは、通関業、トラック輸送、倉庫業、サプライチェーン金融、物流DX(デジタル・トランスフォーメーション)サービスを提供しており、170台のトラックに、ナイロビ、モンバサとナクルにオフィスや倉庫を保有し、490人の専門チームを有している。
今回の覚書締結により、商船三井グループの世界的なネットワークと海運、インフラ、物流業界の専門知識と、GCSベロジックの東アフリカ地域のローカルネットワークと物流事業ノウハウを融合させ、東アフリカの物流課題の解決、新規産業の創出、経済の発展に寄与することを目指す。
具体的には、ケニアや周辺諸国において、フォワーディング、通関、倉庫マネジメント、陸送などを含むトータルロジスティクスサービスを共同で提供するとともに、コールドチェーン(冷凍・冷蔵貨物の品質を保持するための低温物流)、物流DXおよびロジスティクス関連の新規事業開発を共同で推進する。
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