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マップル、最新地図搭載のカーナビSDK提供開始

2023年6月29日 (木)

サービス・商品マップル(東京都千代田区)は29日、運行管理システムなどの業務アプリにカーナビゲーション機能を付加できるソフト開発キット「業務用カーナビSDK」で、2023年版最新地図データと新APIを実装した新版「Ver.8.0」を7月1日から提供すると発表した。同バージョンはWindows(ウィンドウズ)の64ビット版も提供する。

「業務用カーナビ」は、業務アプリ開発者向けのカーナビSDK(ソフトウェア開発キット)パッケージ。SIベンダー、ソフトウェア開発事業者、所有する業務車両への独自カーナビを検討する事業者の開発業務で利用できる。タブレットで動作する業務アプリにカーナビ機能の追加が簡単にできるほか、バスやタクシーの運転、ごみ収集などの業務向けに、様々なルート探索機能を用意する。

「Ver.8.0」では、最初地図データに加え、地図上に追加した図形情報(ポリゴン)に対し内外判定できるAPIを新たに追加。APIで車両が進入した際に音声やメッセージで注意を促したり状況を表示したりする「イベントの発生」を実装できるようにした。

これまでもスクールゾーンや冠水危険区域、催事エリアなどの図形情報を地図上に表示し目視は可能だったが、「イベントの発生」の実装には、業務アプリ側で計算して包含するか確認する必要があった。

また、ウィンドウズの64ビット版では、従来の32ビット版よりも、軽快な動作を実現し、OSの利用可能リソースが拡張できるようにした。機能によっては最大40%ほど処理時間が短縮できるという。

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LOGISTICS TODAY編集部
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