拠点・施設エゼクタ式真空発生装置、パキュームパッドなどを生産する妙徳は2日、秋田事業所(秋田県北秋田市)の製造工程を岩手事業所(岩手県奥州市)に移管し、秋田事業所を閉鎖すると発表した。
主に岩手、秋田両事業所で同社製品を生産してきたが、製品競争力を強化するためには「生産工程の改善と生産の外部委託や海外生産の拡大を図る必要がある」と判断。
生産体制改革の一環として秋田事業所の真空吸着パッド製造工程を主力工場の岩手事業所に移管し、12月末で秋田事業所を閉鎖することにしたもの。
今後、真空吸着パッドの生産は、岩手事業所で継続するとともに、海外生産比率を高める。秋田事業所の跡地利用は未定。
■秋田事業所の概要
所在地:秋田県北秋田市川井字横呑沢5-131
敷地面積:5000平方メートル
従業員数:12人
製造品目:真空吸着パッド