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レンゴー、新名古屋工場の建設に着手

2012年11月5日 (月)

ロジスティクスレンゴー(大阪市北区)は5日、新名古屋工場(愛知県春日井市)の建設に着手した、と発表した。

名古屋工場(名古屋市東区)が周辺地域の市街化の進展とともに、狭あいで老朽化も進んでいることから、代替地での建て替えを計画していた。

移転先として、2011年6月に愛知県春日井市の明知東工業団地で用地を取得し、当初同年10月から建設着工を計画していたが、東日本大震災の発生により、仙台工場(仙台市宮城野区)が壊滅的被害を受けたため、再建を優先した。

3月15日に新仙台工場(宮城県黒川郡大和町)として起動式を行い、4月から正式稼働を開始、順調に操業を続けていることから、「グループの震災復興にはひとつの区切りをつけた」として、新名古屋工場建設に着手するもの。

新工場は、太陽光発電設備の導入など環境への配慮や、同社の段ボール工場では初めてラック式免震自動倉庫を導入し、効率的な在庫管理と物流作業の安全性向上を図る。

中部地区の中核拠点工場として早期完成を目指す、としている。

■新名古屋工場の概要
名称:レンゴー新名古屋工場
所在地:愛知県春日井市明知町字頓明1514番明知東工業団地内
敷地面積:10万5800平方メートル
延床面積:3万6000平方メートル(建築面積2万9300平方メートル)
事業内容:段ボールシート、段ボールケースの製造販売
総投資額:150億円
開業:2014年1月