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コカウエスト、南九州コカの完全子会社化を検討

2012年11月6日 (火)

産業・一般コカ・コーラウエスト(福岡市東区)は5日、南九州コカ・コーラボトリング(熊本市南区)の完全子会社化に向け、協議・検討を開始すると発表した。

両社は2007年に資本業務提携を結んでおり、コカ・コーラ事業のマーケティング活動やサプライチェーンマネジメントで協働関係を構築してきた。

また、役員や経営幹部を含む人材交流を行うなど、提携関係の強化にも取り組んでいるが、消費者ニーズの多様化、節約志向などの影響で、経営環境は厳しさを増している。

そこで、南九州社を完全子会社化することにより、シナジー効果の最大化を図ることができると判断したもの。

コカ・コーラウエストは現在、南九州社の発行済株式総数の25%を保有する2位株主で、来年3月の完全子会社化を目標に、具体的な手法についての協議・検討に着手する。